「2021年買ってよかったもの」を書き出そうとAmazonやメルカリを物色していたところ、思ったより手放したものの方が多かったので備忘として書き出してみる。なお、プロダクトとしてクソだなというものは特になく、あくまで自分の用途には合わなかったという感じです
iPad mini 6
メリット&デメリット
◯ Apple Pencil 2使えるのが良い。感度とかはそんなよくわからないが、Apple pencil 1から移行した身でいうと、デバイスにくっついて充電できるのが良い。そもそも給油される車よろしくiPadにぶっ刺されるApple Pencil 1が衝撃だが
◯ デバイスとしてのスペックは高く、挙動において不満を感じることはなし
△そもそも自宅か会社くらいしか持ち歩かないのでコンパクトさの必要そんななかった。コロナで出張も減ったし、ぶっちゃけ家で映像見るときはPopin Alladinで見る方が良い
△ 本読むのにいいサイズだが、携帯のサイズも大きくなったので(iPhone SE2 —> Pixel6)、もうそっちでいいやんてなった
× コンパクトはいいけどメモとるのには小さい。思考が制限される気がする(大げさ
雑感
- iPad Pro 10.5をずっと使っていて、なんかちょっとメモする時に出すには億劫になることがあり、小さかったらもっとメモするのでは自分?と思いiPad miniにはずっと着目していた。ただ、割と最近までApple Pencil 2に対応しておらず、実は結構登場を心待ちにしていた製品だった
- が、結局メモを確かにとりやすいんだが、割と思考する際に発散する癖があるせいか、すぐに境界に達する。アポー氏、俺の思考は8.3インチに収まらねぇぜ・・となってしまった
- ブラウジングも、やってはみたが、操作でいうとスマホの方が早いし、一方もう少し大きくないと使いにくい時は結局Macbook Air開くので結局使うことが減ってしまった。多分フィットする人にはフィットすると思うのだが、颯爽とiPad mini片手にカフェに出かけていっても、結局スマホいじってて、そういえばおったなお主という感じであった
末路
2ヶ月使って売価のほぼ100%メルカリで売却(アポー氏スゴイ)
Anker 会議用スピーカー
メリット&デメリット
△ オフィスに居るときは勿論、家にいても結局AirPods Proでなんとかなってしまう。わざわざ使わない
× 性能の問題なのか接続の問題なのか、なんか音が相手に響いてないことが多く、結局PCの音でやってる方がうまくいくことが多かった
雑感
- リモートワーク時代、会議用スピーカーの1つや2つ持ってるのはニューノーマルでは?という早とちり
- 前職時代、会社のJabraの数が少なくて、被った時に「あ、ジブンあるんで」と言えるのはやや自己肯定感があがったが、結局それでも音が届かなかったりで恥ずかしい思いもしたので割とすぐ使わなくなってしまった
- てか別に個人で持ってる必要ほぼないよね
末路
メルカリで売価の4割くらいで売却。もう欲しい人は皆持ってるのか、あまり売れなかった
Bose NC700 ノイズキャンセリングヘッドホン
メリット&デメリット
◯ ノイズキャンセリングの性能良い。10年前?くらいにまだノイキャンが流行ってない時にBOSEのヘッドホン使って感動したことがあったが、そこからの成長を感じる。耳がキーンとなる感覚もあんまない。ただインイヤー型のAirPodsProの方が普通にノイキャン性能は高い
◯ 操作性は良い。ヘッドホンの右側をなぞると音量上がったりするのは、普通に挙動がスムーズで良い
△ 音は良いのだけど、元値5万円くらいと考えると期待していたほどには感動はなかった。これは自分の耳の解像度がそれほど高くないというのは多分にある。ちなみに国内外のYouTube動画で、同価格帯でよく比較されるSONYのWH-1000XM4の方が音質高いという話がよくあったが、ビックカメラで30分くらい聴き比べまくった中では、素人にはそんなわからんなと思ってしまった
△ デバイスを複数登録して、それを切り替えられることを推していた(スマホ→PCなど)が、AirPodsでのApple製品の行き来に慣れてしまうと感動はなく、むしろタイムラグあるなと感じてしまった
× メガネが刺さっていたい。いや、気づけよという感じなんだがオーバーイヤーヘッドホンだと改めて刺さるということが、2日くらいずっとつけてて耳の上が痛くなってしまった。。
雑感
- そろそろヘッドホンいけるのでは?と思ってメガネ刺さってやっぱり使わなくなるというサイクルをこれまで2回くらいやっている。今回は3度目の正直のつもりで、ビックカメラで30分みっちりつけて検討したが、やっぱり半日くらい経つと耐えられなくなったのでやっぱ使ってみんとわからんなとは思う
- なお、これだけはメルカリで売るのでなく返品した。BOSEの製品は使用後でも90日間は返品ができるらしく(!)、コールセンターに一本電話したら即返品できた(しかも送料も向こう持ち)なので、粗利に想いを馳せると胸が痛むが、商品者視点ではええ会社やなと思った
末路
4日くらい使って公式のコールセンター電話して返品
CZUR SHINE Ultra
メリット&デメリット
◯ たしかもともとクラファン?由来でデザイン良かった。たためるし、エプソンや富士通のぼさっとしたスキャナーに比べると圧倒的にスタイリッシュ(てかどうにかならないんやろかこういうメーカーの製品は)
△ 「ページを破らず本をスキャンできます」を推しにしていて、雑誌のスキャンとかやってみたが、ぶっちゃけページめくりしてボタン押す、というのはそこそこ手間で1冊20分くらい(慣れたらもっと早いのかも)かかった気がする。てかそれなら電子書籍で買えばいいやと思ってしまった
△ 手紙とかまとめてスキャンするのにも使った。データ化できたのは良いんだけど、普通にタブレットやスマホのスキャンアプリ(おすすめはScannable)と変わらんなこれと思ってしまった(しかもScannableなら自動でEvernoteに保存してくれるし)
△ アプリの挙動がやや不安定。結構何回か止まって、せっかくスキャンしたデータが消える経験をした
雑感
- 近所の、スキャナーを時間借りできるカフェがあって、そこのスキャナーがそこそこ旧式で時間とられたことに腹を立て、スキャナーの比較検討をした結果デザイン性を見て即ポチした製品
- 筋としては悪くないが、買ってみて、上述のようにそもそも雑誌は本当に保存したければ電子書籍で買えばいいし、メモもiPadでとってるし、スキャンするもの特にないやんとなってしまった(買う前に気づけ)
- までも手紙とか、まとめてスキャンするきっかけになったから結果オーライ
末路
2-3ヶ月くらいほこりかぶった後、メルカリで元値の8割くらいで売った。もう少し長く持ってたら売値が下がってしまったような感覚もしたので売り抜けてよかった
Pixel 6
◯ GoogleがAppleのように自社でチップを作るという本気を見せたということで、実際に挙動スピードの面で不満に感じることはほぼない。さくさく動く
◯ 静止画がきれい。広角も良く出来てるし、iPhoneと違って人以外に対してもピンぼけ使えるので、それっぽい写真はとりやすい。ただし、撮った直後にそもそもGoogleが勝手に修正しているのは見て取れるので、綺麗さはカメラ性能というよりソフトウェア的に解決しているということは感じる(iPhoneもそうだとは思うのだけど、Googleの方が如実にそれが見て取れる。iPhoneのが大人で隠してる感じ)
◯ 音声入力の性能すごい。これはすごい。めちゃ早口でまくしたてても結構正確にかきあげてくれる。3分で1000字以上下記起こせる。デスクとかにスタンドで顔の近くで配置して慣れればドキュメント作成の時間加速しそう(でも話しかけるのまだちょっと恥ずい
△ Googleのネイティブの各種アプリは別に普通。なんかGoogleの携帯にしたことでGoogleのアプリ(Gmail, カレンダー, スプレッドシートなど)が使いやすくなるかなと期待したが、別にiPhoneで使ってるときと大して変わらない。唯一、Google Photoだけは、そもそも自分がiCloudや他のサービスから保存をこちらに移行したので、写真撮る → Google Photoにアップロードという手順を踏まなくてよくなったのは良い
△ 挙動がシステムっぽい。なんかシステムがエラーが起きました、みたいなパソコンで何かソフトいじってる時の挙動のようなものを感じることがある。やはりその辺 iPhone は親が子供に変な番組見せないようにコントロールするかのようにそういう醜い部分は隠したのかなという親心を感じる
△ 動画が微妙。静止画は上に書いたように良いんだけども、動画に関しては、結構微妙な感じ。インスタのストーリーを取ろうとするとカクカクするし(そもそもインスタ側の挙動か?)問題かあまり最初から感じない感動を感じることはどこではない気がする
✕ 決済が不安定。自分の習熟の問題かもしれないがスイカだったり電子マネー決済だったりといった部分が携帯の中のどこにセンサーが付いてるかわからず、肌感iPhone 時代よりも1秒ぐらい認識が遅い。わずかな時間には感じるが結構混んでる駅の通過するときなどは背中からプレッシャーを感じヒヤヒヤすることはある。あと、これのほうが深刻なのだが、対応してる電子マネーが少ない。具体的にはAmex spgカードとKyashのQUICPayが何度やっても認識されず、メインカードを見直さざるを得なくなり、困った
雑感
変更理由:
・pixel6にGさんの本気を見ての興味
・iCloudへの誘導多すぎて鬱陶しい(というか写真永遠と蓄積してく沼→Gドライブ2TBへ変更
・apple系のだけ通知オフにしづらい。あと「サブスクリプション」の探しづらさ
・10年位無思考にiphone使って現状に甘んじてるのでないかという自分への叱咤(何— uemr (@_nauya) November 12, 2021
- 上記の理由で、10年使ってきたiPhoneからAndroidにうつってみた。なんとなくAppleの、「私に従っておけば幸せになれるよ」感が鬱陶しくなり、やかましいわいと思って衝動的に変えた。結果、いやあiPhoneというのをよくできたプロダクトだったのだなあ・・ということをひしひしと感じた(家を出てわかる親のありがたみみたい)。操作の慣れも当然ながらあるのだけど、色々な面でiPhoneはなめらかに動くように作られていて、ユーザー体験をめちゃくちゃ考えていることを痛感する
- 一方で、Androidを使ってる人の気持ちがわかったのは良かった。今働いている会社のプロダクトは主にAndroidで使われてたりすることもあるので、なんとなく挙動の不自然さだったりといった部分への共感は高まった気がする。ちょっと人に優しくなれた気がする(気のせい
末路
ソッコーiPhoneに戻すことも考えたのだが、あわせてキャリアも変えたので、すぐ代えすぎるとauのブラックリストに載るよと脅されたのでもう少し使う予定。でも半年後くらいにはiPhoneに戻ってそう
おわりに
買わなくてよかったモノとは書いてるものの、やっぱり買って使ってみてわかるということは多分にあるので、そういう意味ではまあ買ったという行為自体は否定するものでないかなと思う。かつ、結構元値から下げずに売れることがよくわかったので、比較検討もいいけどすぐ買って検証して売っちゃうのはアリだなと思う
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