所感
1 アウトドアに全振り
この夏はアウトドアに全振りすることに決めた。バンクーバーの強みはやっぱり、一定の都市でありながら自然との距離がとても近いこと。築50年の我がぼろアパートからは山が見えるし、ビーチは徒歩5分。近所もさることながら、車で30分-1時間いくと、「あーこれこれ、これカナダね」って感じの自然がある。逆にアウトドアあんましないってなったら、正直やることあんまない気もする
ということで、意気揚々とキャンプグッズ購買の沼にハマっている。この1-2ヶ月で買ったものを列挙すると・・
- テント
- 寝袋・スリープパッド
- タープ
- クーラーボックス
- 折りたたみチェア
- 折りたたみの調理グッズ
- ハイキングシューズx2
- レインコート
- BBQグリル
- ガスでお湯わかせるやつ 等々..
勝手にここの人は毎週くらいキャンプとかハイキング行くものかと思っていたが、バンクーバー出身の人とかここに数年住んでる人も、夏の間に1回ないし数回という人も結構いるようだ(さすがに全くいかないという人はほぼ会ったことがない)。まあぶっちゃけ自分たちも「アウトドア大好き!大好き!!」となっているかはよくわからないのだが、こういうものは一旦色々ぶっこんで(突っ込んで?)みないと好きかもよくわからんやろなという感じもするので、雨だろうがなんだろうか頑張っていくようにしてい
こっちのキャンプ場は州が運営してて、とてもよく整備されている。全部ではないが、シャワーがあるキャンプ場もある。落とし穴は、州が運営しているゆえ数が限られており、予約争いがかなり壮絶であることだ。4ヶ月前に予約がオープンするらしいが、文字通り皆PCの前で待っているらしい。そのため、近場(車で1-2時間)は全部booked out。なんとか予約サイトとにらめっこして確保したのは車で3-4時間程度のとこ。この夏は全部で7回いくことになった(それ以外にAirBnBなりホテル泊を含めると+2)。まぁこんくらいやれば、本当に好きか(or もうええわ、となるのか)、そして好きは好きでもどういうスタイルが楽しいと思うのかが見えてきそうで楽しみである。キャンプにいかない週は、バンクーバー発のアウトドアブランドであるMountain Equipment Company(MEC)に”You only live once (YOLO)” “Die with zero”を合言葉(?)に課金に勤しむ日々である
2 車を買った (スティーブから)
そう、人生で初めて車を買った。
車と私の関係は苦いものがあり、社会人になったばかりの頃はウェーイと毎週くらいレンタカーしてたものだが、6-7年前に1度事故ってから、「これは人間のするものではない」と結論を下し、テスラなりGoogleなりどこぞが自動運転を広く普及してくれるのを心待ちにしていた。ここ5年で、運転したのは本当に必要なとき以外5回もないんじゃないかと思う。ひたすらに助手(席)力を高めた5年であった。でも時代がまだついてこず(ほんま、シャッチョに8兆円払ってる場合やないで?)、車を買うということに至った。
バンクーバーは正直車がなくてもやってける街だと思う。電車はあまりないが、バスでだいたいどこでもいける感じがする。それでも、車を買うということは、物を買いたがりの私と、それを(常識的に)ひたすら阻止する相方との間で、珍しく即意見が一致したものだった。やっぱり理由は(1)で書いた「アウトドアに全振り」という大きなテーマがあったことが大きいと思う
ということで20年ものの愛すべきボロカーを手にしれた。名をHonda CR-V 2003という。価格は日本円にして約100万円弱。正直日本だと(相場全然しらんけど)もっと安く手に入りそうなものだが、こっちの価格を見る感じ20年超えたSUVでも150万とかがザラだったので「超グッド・ディールや」とスティーブというオッサンに背中を押されてポチッた
スティーブは60歳くらい?のバンクーバー出身の白人のオッサンである。なんか車の売買の仲介を40年やってるらしく、曰くだいたいのディーラーと顔見知りらしい(絶対盛ってる)。同僚のイギリス人が、彼も含め数人スティーブから買ってるということで紹介してもらったのだった。スティーブとは電話・テキストで数回やりとりして、「同僚が買ったようなキャンプとかいけるやつ欲しいねん」「OK牧場任せろ」みたいな感じで数週間待ってたら、「Honda、SUV、22万キロ、7千ドル」みたいなテキストが来て、OKよろって感じで決まった。振り返るとスムーズな感じがするが、引き渡し〜と言ってから何週間か遅れた。それは仲介先のディーラーが忙しかったからってのがメインなんだが、立ち会いの日を決めるにあたって「ちょっとマイ息子のグラデュエーションで今週はムズい〜」(知らん)とか「来週はEx-ワイフと会うのがあって.. あ、ワイとEx-ワイフ、仲はいいねんで」(ほんま知らん)とかでなんかふたクセくらいあるオッサンだった。
結果的にとても満足な車が手に入ったので良かったし、スティーブには感謝している(当日も手続き入る前に30分くらい身の上話をされたが)。手に入った車は思ったより全然きれいだったし、なかなか渋ダサい色でいい感じである。形と色から「モグラ」と我が家では呼んでるのだが、友人には「モグラって目見えへんしほんま気付けや」と釘を刺された。大して日本でも運転してないので運転自体は不安だが、左ハンドル右車線は、別に逆(日本の右ハンドル左車線)にも慣れてるわけではないので、フレッシュで意外といける感じである。安全第一でやっていきたい
3 仕事に慣れてきた
仕事を始めて3ヶ月弱経った。総論ベリーグッドである。
これまではコンサルや経企をやる中で、何でも屋みたいなことが多かった。今は、人生で初めて「ファイナンスの人」という看板をぶら下げて、専門性がある風な感じで仕事をしている。仕事柄、PLを形作るあれやこれに関わるので、売上・コストを深堀りする中で色々な情報にアクセスができる。というかあまり触れない情報はない気がしていて、事業の方向性だったりヘッドカウントといった情報にも日常的に触れる。関わるのも大体CxOやVPが殆どで、新入りの若造(そんなに若くもないが、、)の自分もそういった人に対して「ファイナンスの観点からこれをすべき・そうでない」ということを発信することを期待されているし、ちゃんとしたことを言えば聞き入れられる。これまでの仕事でもCxOと仕事することは多かったので、物怖じは思ったりしないし、むしろ結構グイグイ言ってて大丈夫か?と思うが、まあ苦言はまだ呈されてないのでまあええかと思う。
「ファイナンス」の看板のもとある意味パワーを持てるところもあり、責任感とやりがいを感じる。上司も”This company is finance driven company”と言ってて、ガバナンスの奴隷を標榜する私としては、変にパワーを持つのはよくないと思うが、シンプルに影響力を持てる部署にいるのはいいことだなと思う。ファイナンスの偉い人は”Finance job has mobility”と言ってたし、この先の広がりもあっていいぜって感じである。
1ヶ月の時間の使い方
今月 | 先月 | 増減 | |
---|---|---|---|
飲み会 | 7 | 8 | -1 |
運動 | 19 | 14 | +5 |
- クロスフィットは前月に引き続き朝週3回いくのが定着してきた。6:30くらいに起きなくてはいけないので、睡眠時間が7時間切ってしまう日もあって結構眠いんだが、朝7時からゴリゴリ体動かすのは結構慣れてきた感じがする
- 加えて会社のサッカーチームが始動して週1回サッカーするようになった(7人制)。来てから冬の間は週に2-3試合出ていたので、その時期に比べると結構体が重いが、素直にサッカーはやはり楽しい。
- 1試合目に1点決めたら、翌日会社でサッカーに来てない人3人くらいに「点決めたらしいな?」と言われた。この3ヶ月で築き上げてきた美しい(と私は思う)スプレッドシートのモデルについては何もコメントされないので、PC叩いてる場合じゃないぜと思った
- キャンプはなんかアクティブな感じがするが、実際には座ってビール飲んでることも多いので、平日の運動のサイクルは崩してはならんなと思う
読んだ本・買った本
今月は読み切った本がなかった。読書時間がそんな確保できてないというのもあるが、読みかけが溜まってなんか途中で止まってるものが4冊くらいある。別に読み切ることにこだわらなくていいとも思うが、結構注意力が散漫で一つのことに集中できてないということが主要因な気もする。
観て/聴いて印象に残ったもの
最近定期的には聞けてないが、Coten Radioは本当に素晴らしすぎるコンテンツだと思う。そしてランダムに聞いてたら出てきた1年も前のエピソード。もともと3人でやっていたPodcast、冗長化?スケール?を目指して色々な人で回すということをやってみたが、結局もとの3人でやる体制に戻すよ!という宣言の話。
Coten radioには月いくばくかでサポートができる仕組みがあるものの、基本的にはすべて無料で楽しめる。事業的な観点で捉えると、ずっと社長の深井さんがいないと回せないというのはどうかということで属人化の脱却を図ってきたものの、結局Podcastは事業のためではなくてメッセージを伝える場所だという整理をして、もとに戻すということになったらしい。
深井さんはびっくりするくらい賢いなァ(アホなコメント)と思っているのだが、良い意味で冷静?冷徹?な深井さんが、割とエモい感じで自分たちでやるぜ!となってるのがいいなと思った次第。
買ってよかったもの
httca/en/terrex-hydroterra-sandals/IF9167.html
- 近所にTERREXというアウトドアブランドの店がある。おぉなんだこのブランドと思ってたら普通にアディダスのアウトドアブランドだった。バンクーバー発のルルレモンなりArcteryxはとにかく高いので、TERREXは、クオリティはもしかしたら劣るかもだが価格が半分くらいなのでよさそうと思って色々と買ってみた。その中で、「ハイキングもできる」と謳っているサンダルを試しに買ってみたのだが、これがなんとも良い
- もともとサンダル大好きな民で日本では夏は一生サンダルを履いていたのだが、スリッパみたいなやつだと会社行くのはアレだなと思うし、ちょい散歩にもパカパカなってまぁあんま快適じゃないなと思ってた。これだと基本あんま来にせずどこでも履いていけるので、散歩にも、会社にも、ドライブにも、なんかだいたい使ってる。住む場所によって、活きる道具というのは変わるなァと改めて思う
コメントを残す