昇進した。

うどんカンパニーに来て約半年強。ありがたいことに昇進したので一旦諸々振り返ってみる。

400m走を100m走のペースで走るような競技だったコンサル時代に比べると、今は100m走もやれば、走り高跳びもするし、監督もチアリーディングも事後清掃(これ結構大事)も行うような感じ。基本的に1つのプロジェクトにアサインされるのが普通だったけど、今は大きくは2つ(北米・SONOKO)、細かく言うと10弱くらいのプロジェクトに携わっている。自分の時間・工数は有限なので、関わり方はそれぞれだけど。

うどんカンパニーでの仕事

米国支社と米国事業全体のコールをした後に、子会社のひとつの事業(海外コスメの輸入業)の発注会議に出て、その後に中途採用の方針をディスカッションしたり。経営企画の仕事はあまり定常的な仕事があるというよりプロジェクトベースが基本で、前述のように1時間毎に頭を切り替えていく必要があり、そこが面白いところでありしんどいところ。労働時間的には以前よりだいぶ減ってるけど、頭使うことが増えたこともあり?結構疲れる(体力なくなってる説もある)。あと、外食という特色上、(特に海外行ったときは)メシ食うのも仕事だったりするので、公私をわけにくいのもある

プロジェクトは多いのだけれど、必ずしもすべてにおいて実行者というか作業をするわけではなく進捗管理や論点整理という役割を負っていることが多いので、会議体の設定、その中で判断して決めて、ということが多い。そのため働きく場所・時間には良くも悪くも縛られないので、毎週や日々の時間の使い方が自分次第になる。本社と関わってる子会社(SONOKO)が別のところにあるし、出張も多いので、本社のオフィスにいなくても誰にも何も言われない。なんだか個人事業主のようだと感じることもある。

「自由」というのはその響きの甘美さに違わず良い。時期的に忙しくなるのも一定予測がつくし、一日の中でもなぜ今これしなくちゃいけないかは(自分で決めるので)把握してる。けど、予備校行かずに大学受験の勉強していた頃のように、これで良いのか??みたいな疑問は常に付きまとうので、精神衛生上よくないこともある(管理されるって、だるいと思ってたが、他人に物事決めてもらうのって結構ラクなんだなーと思った)。までもサラリーマンやりながらそういう感覚を持てるのはなんだかラッキーだと感じる。

トリドールという会社に関して言うと、色々な人がいるし思ったよりスピードが早い(というか、急かされる?)のもあって、飽きずに仕事をさせてもらっている。コンサル多様性あるっちゃあるんだけど、能力や特性という意味では結構似通ってる(高学歴・ロジカル・ハードワーク等)。今は、国籍的には日本人ばっかではあるけど、関わる人は店舗でずっとコシ入れてた人だったり、八百屋やってたよて人だったり、コスメの元美容部員(これは@子会社)さんだったり。幅があって、素直に自分が知らなかった世界・コトを知っている人がたくさんいて面白い。経営企画というのは、今の会社では比較的新しい部署であることもあって、なにやってるかよーわからん(足元のうどんの売上に必ずしも直接的に貢献してるわけでは必ずしもないので)とか必要以上にすごそう?みたいに思われることはあるんだけど、あくまで営業・マーケ・品質保証とか色々な機能がある中の「経営」に携わる1機能であって、謙虚に、かつそこの部分に関しては主体的かつ精力的に取り組んでいきたいと思う。

閑話休題。

仕事の中で大事だと思うこと

2つある。一つは(a)体温を上げずに意思決定をしていくこと、それからまぁ(b)考えすぎないこと。

  • 体温を上げずに意思決定

意思決定・判断というものに時間・力を注ぐことが増えた(転職時の狙いどおりっちゃ狙い通り)。派遣社員の方の交通費480円の承認から一千万超の発注の決議、新規出店・撤退の判断・合意形成、組織づくり等。まず、物事を決めるのってこんなエネルギー使うのだなあと改めて実感する。1千万とかの額にだけでなく、数万円のマーケ施策への投資でも、ぶっちゃけどっちにするのがようわからんみたいなことも多い中で、決定も拒否も自分次第みたいな環境に置かれるのは結構疲れる。WAKARAN!と叫びたくなることがmuchas多い。

えらい人・頭良い人が決めたことを見てるとスパッとしてる感じがするんだけど、いざ自分のターンになると、それって結構生ぬるくて煮えきらなくてトロトロしてることが多い。額や規模に応じて体温は上がりがちなんだけど、そういったものにかかわらず淡々と判断を重ねていくことにしてる。結局は定性or定量的な情報の中で8割決めて、あとはエイヤなので、体温や時間というのは必ずしも意思決定の向上と相関していない気がする(テンションは大事)ので。

誰かに決めてもらうのってラクなんだなあと思う。放置しとくと小粒が蓄積してくので、結局全て吟味して答えを出していくというよりは、一定の判断軸の中で決めてくしかない。

  • 考えすぎない

自分で事業を起して意思決定にあたるのなんかに比べるとまだまだ自分のしていることはおままごとレベルなんだろうけど、前述のように意思決定に関わることが増えたのもあり、考えることが増えた。前職で「考えること」をやりぬくことの大切さを学んだが、一方でON/OFFを作ってこそ、それがsustainableに続けられるのだ(少なくとも自分は)ということも学んだ。「労働」時間はかなりがっつり減ったけども、考えないと・決めないといけないことの量と幅が増えたこともあり、ほっとくと思考は休まらないし、あの件は大丈夫だろうかと心配になったりする。B2Bに比べるとB2Cは考える隙間が生活の随所にあるので断ち切るのは難しいんだけど、それでも、ま、いいか。と思うことは精神衛生上大事だと思う。

アメリカ・ボストンにいた時に何度も聞いた表現、”You can only do so much”という言葉が結構気に入っている。日時でコスト計上される外部のコンサルらしい受身的っぽい言葉といえばそうとも言えるのだが、自分にはもっと主体的な表現に感じる。すげーso much頑張るけど、結局ちっぽけな自分がコントロールできる範囲は限りがあって、まぁそこはショウガナイよね、と。日本語にすると人事を尽くして天命を待つ、だろうか。ままごとでも小さいスケールでも経営に関わって意思決定をしていると、なんだか自分はすごいことしてるような?錯覚に陥ることもあるが、結局意思決定も機能の一つであって、you can only do so muchなんだと、自分を戒める意味でも。あとまぁまだ26歳だし、おそらくあと何十年も働かななので、wakaranことも多いし思い詰めても仕方ない、ビール飲んで寝るか的な発想は精神衛生上健康なんじゃないかと思う

What’s next?

昇進はしたけれど、やることがドラスティックに変わるわけではなく、これまでやってきたアメリカにうどんを広める仕事と子会社管理という仕事を淡々と続けていくのだと思う。アメリカはまだ丸亀が5店舗(ハワイ2店舗+本土3店舗)あってまだ数十億前半の規模だけれど、2025年までに300店舗 / 1,000億(国内の丸亀事業の売上と一緒くらい)の事業を創っていこうと企んでいる。足元の既存店はハワイやSFの店を中心にお陰様で繁盛しているけれど、やっぱこの市場で闘っていくのはチャレンジングだと思う。美味しいアジア飯全然ないしどこでもいいから日本の外食来たらいけるやろと感じてたボストン時代から、その所感というのは基本的に変わっていないけれど、実際に業界に入ってみると、この国で1,2店舗出すのではなく地場に食い込む・入り込んでいくというのは思ってたよりタフなと感じる。それもそのはず、前例があまりないから。

他の業界に目を向けてみても、(暴論とは前置きした上で)海外・特に欧米にがっつり食い込めてるのって車ぐらい。一風堂(力の源ホールディングス)やくら寿司とかも着実に出てきているけれど(素晴らしい)、基本は主要都市、NYとかSFとかに数店舗という感じ。それはそれですごいんだけど、数店舗レベルだとまだ浸透しているというか、アメリカ市場に食い込んでるってとこまではいけてない。転職とか考えるその前に、自分がボストンでまずいSushi(ish)ほうばりながら、なんでもっとぐいぐい出ないんだろうって思ってた。そのボトルネックに対する自分の仮説は、①海外展開とか担える人材の不足と②そもそもそんなに拡大しようと思ってない こと。

① 海外展開とか担える人材の不足:海外展開だったりM&Aだったりというのは店舗設計とかお客さんの動線考えるとかそういったことの延長線上にはない機能が必要になる。外食というのは相対的にはそういった人材があまり入ってこなかった業界。今は少しずつそういう動きもあるけれど、伝統的にはそうした人材不足というのはあるのでないかと思う。

②そもそもそんなに拡大しようと思ってない:これが実は大きいんでないかと思う。野望の絶対値が大きくない。「マンハッタンにX店舗!」「西海岸に進出!」というので満足してしまってる。繰り返しになるけれど、それはそれで本当にすごいことだと思うし、それでいけない理由は全く無い。ただ、やはり野望というか大きな想いを抱かないと何も生まれない。米国300店舗て、めちゃ大変だと思う。でもこんなにアグレッシブに外に出ようとしてる企業・組織があるんだなと。それで、自分もその船に乗ってみようと思った(まだ汗だくでアヒルボート鬼漕ぎしてるレベルだけど)。国内の丸亀だって、今でこそ全国800店舗(すべて直営)あるけど、2008年からの5年間で年間100店舗(多いときで年間137店舗程)出した過去があったからこそ、今こうして国内で広くお客様に認識頂いているブランドになってる。当時はきっと、現場はむちゃくちゃ大変だったろうし、周りからも無茶だろうと言われたことだろう。けど、意外と時間が経つと皆givenなものとして捉えるようになる。今はしがないうどんボーイだけど、10年後に振り返ったときに、「え、そんな大変やったんー?」と言われるくらいになれたらいいなと思う。

___________________________

そんなわけで、日々コシを入れて業務に取り組んでるわけなんですが、経企のアメリカ展開担当がわたくし約一名なので絶賛メンバーを募集しとります。日/英語話せる24-34歳の男子女子(国籍不問)、sharpでフットワーク軽い、元気な方。
大変なこともいっぱいあるし、別にうどんもタダでもらえないけど、たぶんfunです。

うどんで全米沸かしたろうというそこの麺ズ / ウィ麺ズ、ぜひご一報くださいませ。
とりま釜揚げうどんすすりながらお話するのも俄然OKです。必ずお返事します。
naoya.uemura@toridoll.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

Udong boy. Expandin’ udon and koshi to the world. 京大✈︎欧系戦コン✈︎うどん屋 Tokyo (nau) 55/196 more: https://goo.gl/dqj5Uw