マイナーな国に留学したっていいじゃん。マイナー言語やったっていいじゃん。

wu

ども!

2日間ダッシュで駆け抜けたイギリスから抜け出し、ドイツへ。

ドイツには小さいころ2年間住んでたことがあって、思い入れが大きい国。

昔住んでたWürzburgという街に行きました(上の写真)。15年前に住んでた家の大家さんとまだ交流が続いてて、その家に滞在させてもらいました。んでもって幼稚園・小学校の友達と再会。こちらも15年たった今でも交流が続いています。正確には4年前くらいにfacebookで再会した感じ。それ以来ちょくちょくやりとりはしてて、ドイツに来ると必ず会ってます。 

昔は話せてたドイツ語。3ヶ月で完璧に覚えた秀才の俺(5歳)、けど帰って3日くらいで完全に忘れたドイツ語。大学に入って、第二外国語としてはとっていたし(全く伸びず)、また勉強したいなぁと思ってはいたものの、あまり有用性は無いかなぁと思って力は入れて無かった。ドイツとオーストリアとスイスでしか話されてないし、そもそもこれらの国の人は大体の人が英語を話せる。その前に英語の方がよっぽど必要だと思ってたから英語圏の留学しか考えたこと無かった。ドイツやオーストリアに留学とかいいなぁと思ってたけれど、真剣に考えたことは無かった。1回オーストラリアに留学した後も、ヨーロッパに行くならイギリスっしょと思ってた。けど、(運良く)第一希望のイギリスに落ちた時、じゃあどこにしようと思って考えた時にドイツ語圏行くのもありかなぁって思った。けれどドイツ語使えても将来別にな.. と思って結構悩んだ。けれど結局、あーfuck, たしかにドイツ語は将来別に使わないかもしんないけど、純粋に昔の友達とまたドイツ語で話せるようになったらいいなーと。まだ20歳そこらなんだし、行きたいとこ行ったっていいんじゃないかなと。どうせ半年くらいなんだから。今思えば何を悩んでたんだろうと思うのだけど、当時は社会人の方に相談したりもしてた。まぁ4年間ってあっとういう間だし、どう時間配分するかを真剣に考えてたって意味では良かったと思う。けれど、「将来のため」とか「役立つかどうか」という判断基準のみで全て決めてしまうのは勿体無い気がする。YOLO。1度しかない人生なんだから。自分がそこに行きたいとか、それをやりたいと思うならそれに従うべきなんだと思う。まぁドイツはマイナーな国ではないし、ドイツ語もあんまマイナー言語ではないかもしれないけど、同様に例えばデンマーク語やスワヒリ語。そういうのに情熱を注いでも面白いと思う。友達の1人は、スペインのほんの一部にでしか話されてない言語にハマって、めっちゃ勉強して、今度そこに1年留学するって言ってた。将来に役立つかはわかんない。てか多分あんま役立たないと思うけど、自分を構成するユニークな要素にはなるし、「なんかヘンだなこの人」と思ってもらえる。勿論、英語は大切。必要だし、色々な面で出来たほうが絶対お得。言いたいことは言えるレベルまで持ってくべき。だけどまぁ、どの国行ったって結局英語を使う機会はあるし、留学を考える時に必ずアメリカorイギリスorオーストラリアっていう発想じゃなくてもいいんじゃないか。他の選択肢を無下に切り捨てなくたっていい。そう思うのです。少なくとも僕は、ドイツ語で昔の友達と話せてすごくハッピーでした。

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(HARIBOの楽園、ドイツ)

それに、仕事では使わなくたって、マイナー言語ができること・マイナーな国に行ったことはどこで活きてくるかか分からない。ドイツ語がある程度出来るようになってからドイツ人やオーストリア人、スイス人と仲良くなることが多くなったし、ある会社のパーティでドイツ人のお偉いさんと仲良くなってイベントに呼んでもらったことも。マイナーな国出身の人ほど、「そこ行ったよ!」というのがあると一気に距離が縮まる。ブルキナファソ人と会えば2秒で仲良くなれる気がする。

 

と、いうことで人生にしても大学生活にしても、戦略的に考えて動くことは絶対必要なのだけれど、それピタリと合致しなくても「くぅー行きてぇ」とか「まじやりたい!」というのにはちょくちょく従っといた方がいいんでないかなと思うのです。なんかその方がヘルシーな気がする。感情的にざーっと書いたのであまり共感してもらえないかもしれないですが。笑

 てかこの本超オモロい。おすすめです。最近毎日笑い転げながら読んでます。

 

 てかこうして読みたい本が出来た時でもkindleで一瞬でダウンロードできるの素晴らしい。良い時代になったなぁ

おーわり