所感
色々なことが繋がってきた
- 現場→カスタマーサポート→QAと他チームの領域に飛び込んで勉強させてもらったのが一段落して、本業?のCorporate Strategy業務をやるようになってきた
- 5月に注力していたのは、会社として目指したい姿(定性) ⇔ 各メンバーの日々の取り組みの繋がりを紐解いて、可能な限り可視化すること
- 今の会社は、各方面で優秀なメンバーが入ってきて、良いマインドで、日々頑張るみたいなところに疑念がないので(Good)、管理とかする必要はそんな感じない。一方で、結果的に「みんなめっちゃ頑張ったけど全然目標に達しなかったね」という状態は避けたい。ので、定性的な「こういう世界目指したいね」というものを紐解いていって、それを(通過点として)数字に落とすとこうで、それを各チームの目指す期間(例えば四半期)のゴールに変換するとこうだよねということを数字や言葉に落とす。作ってトップダウンで落とすというのではなく、各チームのメンバーと一緒に作って合意をつくるということに取り組んでいる
- 戦略や目指すものというのは基本的にはトップダウンで決まるべきものだと思う。一方、夢物語になってしまって、メンバーに腹落ちしていないと、形骸化してしまって自分ごと感が薄まる。完全に定量的にKPIに落とし込むまでしなくとも、そのつながりが言語化される+概数でも数字に落とすと、上記で書いたような懸念(「みんなめっちゃ頑張ったけど全然目標に達しなかったね」)ということのチェックが自律的に走るようになると思う
- 経営管理という意味でのチェックは一定必要だと思うけれど、管理をすること自体で売上が伸びたり事業が成長するわけではないので、可視化や認識の統一がある程度できたら、より直接に売上とか事業を伸ばすことに取り組みたい。そう思って最近は少し営業っぽい仕事にも取り組ませてもらっている。あまり経験はないけれど、どうやったら価値提供できるか、そしてどうマネタイズするかを、双方の財布事情も探りながら考えて色々話してみるのは面白い
クロスフィットを始めた
- クロスフィットに通い始めた。週に3回、1ヶ月やってみた。素直に楽しい
- クロスフィットとは、「日常生活で行う動作(歩く・走る・起き上がる・拾う・持ち上げる・押す・引く・跳ぶなど)をベースとした動きを高い強度で行い、全身を満遍なくトレーニングできるプログラム」らしい
- まあなんかきつめのトレーニングを1時間、みんなでヒーヒー言いながらやるみたいなやつである。自分的には、部活感があるのが楽しい。8-10人くらいで、まずは外走って、前半はウエイトリフティング的なのを比較的ゆっくりやって、後半は5分とか10分でサーキットトレーニングみたいなのをガーッとやる。毎回メニューは変わるのだけど、だいたい皆ヘロヘロになってるので、最後には連帯感が生まれて、「おつかれっした👊👊🏻」みたいなコミュニケーションが生まれる
- ジムとかパーソナルにも通ってみたけれど、結構肉体美・ボディビルに行き着くことが多い感じがしており、基本はスポーツが好きだし魅せるというか動ける体でありたいと思う自分には合っている気がする
飲み会をしている
- 数えたら5月は12回飲み会をしていた。特に会社の人と飲みに行くことが多かった
- 中長期的にはビジョンとか働き方とかも大事だけど、一緒にいて楽しいと感じる人と仕事することは、今日とか今週頑張るぞ、というところにはプラスに働くのでないかと思う
- 良い年(アラサー)になってもオイッスオイッスというテンションは保って意外とやってけるものだなと思う反面、二日酔いというその言葉が沁みることも感じる(老いっす)
読んだ本
今月のベスト
反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方
Amazon.co.jp: 反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方 eBook : ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月 衛, 千葉 敏生: Kindle Store
- 「ブラックスワン」とか「身銭を切れ」という本で有名な著者の本で、ずっと積ん読になっていたもの(相方には「文鎮」と言われていた)をやっとこさ読んだ。ブラックスワンというのは白鳥の突然変異?のようなもので稀に観測されるものの比喩だが、ブラックスワン的な、めったに起こらないが、壊滅的被害をもたらす事象は必ず発生するので、それに潰される(=脆い)のでなく、それに向けて耐える(=頑健性)能力をつけて、より進んでその事象を逆手にとれる体勢(=反脆弱性)を身に着けようぜという話(だった気がする。前半とか読み始めたのでかなり前なのでやや怪しい)
- まあ完全にリスクをゼロにすることはできないから、それはゼロにできないという認識をもった上で、柔軟に生きる + 90%のリスク回避と10%のリスクテイクを組み合わせようぜというようなことを言っていた(ような気がする)
- この本は、正直わかりにくい。「反脆弱性が大事!」ということを400ページにわたって一生言っている(しかも下巻もあり、読んでないけど、400ページでは言い足りなかったらしく、もう400ページかけて「反脆弱性が大事!」ということを言っている)。下巻を読む予定は今の所立ってない
- その他の著書でも「ブラックスワン、くるよ?」とか「お前身銭を切れ」ということを、よくもこんなに例を考えだしたねえってくらい例を出しながら、一生言ってるのだと思う(読んでないけど)
- そう、この本を読んで改めて考えさせられたのは、なぜだいたいタイトルで言いたいことがわかる本というものをなぜ自分は読むのか?ということだった。この本についても、勝間和代がYouTubeで動画で話してて、やっぱり「反脆弱性が大事」ってことを言ってて、読んだ私の感想もやっぱり「反脆弱性が大事」だった
- 私は本が読むのが好きだ。もっと言えば、本を読んでいる自分が好きだ。そう、基本的に自己満だと思う。その中でも、まとめ記事とかまとめ動画ではなく、そこそこの時間と金を注いでも懲りずに本を買い続けて読むのとはやっぱり腹落ち感が違う。1個1個の事例とか比喩は覚えてないんだけど、そんだけ言葉を与えられたら、なにかしら自分の身近なものに紐付ける機会が増えるので、自分ごと感が増す確率はあがるのでないかと思う
- そんな自分はじゃあ何を一番覚えてるかといえば、階段登るとか歩けばいいのに、わざわざ金かけて色々なトレーニングとかサプリをやってる人はクソだと(必要以上に)ディスってる記述だった。以来、なるべく階段を使うようにしてるし、クロスフィットて半脆弱性高いな?とほくそ笑んでいる
その他
- その他に読んだ本で言うと、『チームトポロジー』。ソフトウェア開発をする組織がどうあるべきかという話なのだけど、多分一人で読んでてもなにもわからなかった。社内のエンジニアの人が輪読会を開いてくれて、うちの会社でいうと〜というのを話してくれたので、めちゃ理解が(相対的に)深まった。まじでそれなかったら、酔っ払ったときに「やっぱこれからはトポロジーよ?」とのたまうだけで終わってたと思う。『転生したらスプレッドシートだった件』は、かなりタイトルと文章と絵もう、、と思ってたけど、正直ExcelとGoogle spreadsheetの違いをきちんと実感を持って記述している良い本だった。ExcelとGoogle spreadsheetの狭間トークを肴に3時間は飲める気がします。その他に、オンラインで大学生に偉そうに「論理的思考力とはなんぞや」を話すにあたって改めて読んだ『イシューからはじめよ』は、正直大学生のとき読んだときは、わかりにくくね?と思っていたが、素直に、ええこと言うやん。。と思い(失礼)、改めてなにがイシューなんだっけ?ということをより考えるキッカケになっていたりします(新卒か)
チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計
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転生したらスプレッドシートだった件
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イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」
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買ってよかったもの
- スピーカー
- 私は音の解像度が大して高くなくて、むしろ特定の機能とかガヤガヤしたものが好きなのだけど、これはまさに「ガヤ感」を体現したポータブルスピーカーだと思います。このデビアレというフランスのメーカーは宇宙感あるスピーカーを作っていて、でも高い(20万以上)ので全く買う選択肢には入ってなかったのだけど、今回1万円ちょっとに収まる範囲のプロダクトが出たので即ポチしました
- まだ買って数日なのでアレですが、(1) 頑丈・防水・電池26時間持つ (2) 光がウィンで光るのと、あと上下の蓋?が低音だといい感じに揺れるガヤ感がある (3) 手にちょうどよく収まるサイズ(500mlペットボトルとほぼ一緒) あたりがいい感じです
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