Life
バンクーバートライアスロンに出た
- そう、トライアスロンである。先月談じた、トライアスロン直前の3段活用(囚ワレスロン・トライ忘ロン・トライ明日☆論)を無事に経て当日を迎えた。まだ残暑の続く日本と違いバンクーバーはやや晴れの20度弱。走る・漕ぐには最高の気温であるが、水温は17度で泳ぐにゃめっちゃ寒い天候である
- スタンレーパークという、市街地の真横にある1周10kmの結構大自然の公園を活用して大会は行われた。初の海外大会(大げさ)ということで気を張っていたが、まァ日本の大会と大体似たような感じだった。違いがあるとすれば、自転車の設置場所が日本と違って適当なこと(細かく番号指定でなくざっくりここね、みたいな)、大会前に国歌斉唱、その後にウォォオオ!みたいな盛り上がりがあったこと、あたり。ちなみに国歌は、オーカーナダー、オーカーナダー、みたいなやつで、サッカー日本代表の前の応援くらいのクオリティだなと思った(失礼)
- 今回のサプライズはレース用に使おうと思っていたロードバイクが前日と前々日に2連続でパンクしたこと。日本から持ってきたバイクなので年季入ってるというのもあるが、これは良くない兆候である。レース中にパンク修理なんぞしたくないので、こっち来てから買ったグラベルバイクで出ることにした。グラベルというのはロードとマウンテンバイクのハーフみたいな代物で、タイヤは太い(42mm vs ロード25mm)のでスピードは遅くなるが、まァ絶対パンクしないだろうという安心感がある。せっかく金を払うのにゴールできないというのは癪なのでそれを優先することにした
- (いきなり)結果から言えば、これまでの2回よりもだいぶ気持ちに余裕を持ってゴールすることができた。2回目の前回は最後のランニングで両足つったので、特にランニングに対して戦々恐々としていた。しかし蓋を開けてみると、17度の海は泳げば温かくなった気がしたし、バイクは景色を楽しむ余裕もあり、ランニングは自己ベスト(4:30/km)を出すことができた。例によって練習不足で、前日はもう絶対出ねェとピーピー言ってたが、思ったよりシュッと終わった。なんならゴールした後も元気な気がしたのでその後サッカーの練習に行ったくらいである
- ひとえに要因はサッカーだと思う。いい年をしてカナダに来てからだいたい毎週サッカーの試合に出てるのだが、サッカー、めちゃくちゃしんどい(特に11対11の90分は鬼)。それをずっとやってると、自然と体力がつく。あとは週に3回クロスフィット、加えてランニング週に1-2回などなどだいたい週7で運動している。 アスリートかよ、って感じだが、最近会社が入ってるオフィスビル全体であった階段を1階から37階まで登る(why)という大会でもビル全体で優勝したし、もはや同僚にも “Yup I am an athlete”で通している
- 練習が嫌すぎて(特に大会が9月だと、最高であるバンクーバーの夏の6-8月にやんないとだし)、もうぜってー出ねェ!と思ってたが、まァ普段の運動の延長+αでゴールできるんだったら来年も出てやってもいいと思っている(何様)
飲み会について
- ここ10年ほど飲み会をライフワークにしてきた自分にとって、引っ越した新しい地で飲み会をどうするかというのは喫緊のトピックである。昨年末こちらに来た当初は、仕事もないし特にやることもないので日々”研究”と称してビールを飲みながら、その辺で知り合った人と飲みに行っていた。来てから3ヶ月くらいで迎えた誕生日も、20人以上友達が来てくれて滑り出しは順調に見えた
- 最近でいうと、やや停滞感があるのを否めない。夏は毎週末キャンプに行ってたのでそもそも金曜にパーっと行けないというのもあるが、回数・盛り上がりともにあんまり高まっている感じはしない。バンクーバーは健康圧が強くて(自分もわかりやすく染まっている)、その反動で(?)飲もうという機運が弱い感じがする。周りと話してても、店も早く閉まるしバンクーバーはあんまりね〜という反応が多い。
- まァ風土に文句を言ってても仕方ないので、人x場所x内容の中で今の一番のネックは人かな、と思い会社の中で人に声をかけてみたりなどしている。こいつと行くとなんか楽しそう、とか逆に変なやつではないな(全然飲まなそうな人に急にマンツーで誘われても怖い)、みたいな雰囲気が飲み会は大事なので、まずはそこから。と、いうことで初めて社内の6-7人で企画してみた飲み会は、不運にも各メンバーがそれぞれ別の理由で来れなくなり、同情して急遽参戦した相方(いつもありがとう)と6人テーブルでポテトを頬張るトホホな結果となった
- 別の友人は「(なんだかんだ来ない感じが)バンクーバーっぽいね〜〜」など言っていたが、「飲み会できる友達欲しいしな」という理由で就活を始めたくらいなので、まだこの風土に抗っていくゾという謎の気概を持っている今日この頃である
日本に帰ります
- 半年前にも帰ったばかりだし、1年でもう2回目になるが、11月にほぼ1ヶ月日本に帰る。ちょっと用事があって、その関係で数週間いないといけないのが理由であるが、結果的には11月はバンクーバーは暗く雨ばかりの日々になっていく一方日本はいい感じなので、すげーいいバランスじゃないかと思っている
- 食いたいもの(寿司天ぷら刺身ラーメンそば沖縄そばおにぎり餃子カツ丼たこ焼きお好み焼き焼き魚煮物豚の角煮すき焼き牛丼海鮮丼炊き込みご飯イカ焼き鯖の味噌煮ハンバーグ)が色々あるので、着実に食らいたいと思う。東京、関西、沖縄を周る予定
1ヶ月の時間の使い方
今月 | 先月 | 増減 | |
---|---|---|---|
飲み会 | 7 | 7 | 0 |
運動 | 25 | 25 | 0 |
Reading
まだ2冊目は読み切れてないのだが、同じ学校出身で同い年くらいの方の本を読んでいる。共通の友人も結構いそう(本にも出てきた)、ということで親近感と興味で読み始めた。
本を読んだ(読んでいる)感想が、段階を経て変わってきている。最初は、煽りっぽいタイトル(人生のレールを外れる衝動のみつけかた)なのに、YouTubeの対談動画を見る限り結構ちゃんとしてそうだなァと思い、実際的確なことを言っているなと感心していた。その後(特に2冊めに読んでいるスマホ時代の哲学)は、なんかやたらと現代人はスマホにより病んでいることを自覚せいと言ってるような気がして、うるせーと腹が立ってきた。最近は落ち着いてきて、たしかにそういう視点もありますかねェと、提示された手法について耳を傾けてみますかねェという気になってきた。全く中身のない感想を垂れ流しているが、読んだ方がいればぜひ話をしてみたい。
Listening / Watching
スマホを変えたので付いてきたApple TVの無料期間で、Severanceというドラマを一気見した。あんまネタバレしてもアレだが、半分とその先まで進みが遅すぎかつなんか色々気味が悪く、まじでオススメせんとずっと思っていた。働く自分とそれ以外の自分を手術で意識を分離した人間たちと、それを推し進めている謎の会社の対立の話である。最後の方で話が一気に動いたので次はよ出してくれーーという気持ちになっているが、正直10話近く見るならもっとオモロイのもあるんじゃないかと冷静に思う。
https://tv.apple.com/ca/show/severance/umc.cmc.1srk2goyh2q2zdxcx605w8vtx
それ以外には、最近はレコメンドで出てきた成田悠輔さんとゲストが対談する動画をやたら見ている。あんまテレビを見ない人間なので名前以外よく知らなかったが、あんまり大志がなく賢さをレバレッジして暇つぶしをしている人なんだなァと謎に感心し、色々と来ている。総じて女性ゲスト(特にYOU)のほうが面白いと思った。
Buying
何気にここ数年で車、自転車に次いで人生で高単価ランキング上位に入ってくるものを買った。置き型のスピーカーである。以前から1-2万のポータブルBluetoothスピーカーは何回か買い替えていて、満足はしていたが、なんか5-10倍のスピーカーというのはなんか違うんだろうか?と思い、「冬のバンクーバーは一生雨でやることないから」という言い訳を盾に(自分を)説得してポチった。
JBL L42ms Music System
ぶっちゃけ耳が洗練されている、とか音楽通、というものとはほど遠いので「普通に良い」以外の気の利いたコメントができないのだが、普通に良い。Bluetoothスピーカーの、いちいち電源ボタンを押さなくてはいけないというのが地味にストレスだったので、スピーカーが常に電源とwifiに繋がっており、(Googleホーム含め)ワンクリックで良い音が聞けるのはいい。いつまで続くかワカランが、相方ともどもスピーカーの前に鎮座して音を聞くなどしている。
そもそも最近思うが、北米は返品文化が強いので、以前からやっていたすぐポチる芸人に拍車がかかり、もっともっとポチっていいんじゃないかという気持ちが高まっている。店側もOpen Boxと言って返品されたものを安く売ることが結構あって、今回もそれで定価の3-4割引きで手に入れることができた。返品でなくとも、Facebook Marketplaceというメルカリに変わる原始的なフリマ掲示板は存在するので、まぁ売れるやろという感覚もある。そんなこんなで、一生比較検討するよりも使わんとわからんしというのもあり、最近は同じ店から2回違う機種のものを注文して、それを返品して、3つ目の機種のものを買うムーブなどをしている(返品ルール等に基づきながら)。電化製品やガジェットは総じて日本より高いのはこの返品文化のせいなのかなと思ったりもしており、それならイチ消費者としてそのルールの中で戦うぜ(何と?)という気持ちになっている。
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