Life
冬に向けてのルーティン構築
- 圧倒的に衣替えである。秋の面影をあまり感じることなく一気に冬っぽくなった。だいたい日々の気温は5-10度。半袖短パンでは厳しくなってきた
- とは言っても基本はインナーは半袖で厚手のアウトドアジャケットを羽織る北米スタイル(?)なので、そんなにガラッと変える必要もなくコスパはいいなと思う。アウトドアブランドもオシャレの属性に入るこの街(と勝手に思っている)はラクでよい
- 夏は一生キャンプをしていたので、週末がくれば無思考に(?)車を出してテント張って食って飲んで寝るというルーティンがあったが、キャンプシーズンが終わって え 週末どうしよという戸惑いがあった。本格的に冬が来ればまたスキーに行ったりするだろうから、10,11月はある意味中途半端な月である
- 結果、去年の冬もやっていたサッカーのチームの活動が一つ起点になるようになった。毎週末(90分の)試合があるので、それがまずあって、それ意外の時間は別の運動をしたりどこか近場に出かけたり、まァそんな感じである。毎週練習もあり、割と時間を割いている。去年は毎週末11人集まるかも怪しいグダグダのチームだったのだが、今年は20人以上になってむしろポジション争いがある。齢32にもなってスタメン争いに一喜一憂する今日この頃である
ヒマだ
- カナダに去年来て、約1年が経った。来た当初は日々が真新しく、知らん土地で生活を組み上げていく過程が面白かった。日々が真新しいと、脳に刺激がある。来た時は、家の周りの街並みや自然、店の雰囲気、歩いてる人の服装とかが新鮮だった。来た頃もすでに冬に入りかけてたので雨が多かったが、全然気にならなかった。
- いわゆるハネムーン期間が終わったのだと思う。ハネムーン期間については来る前も来てからも色々な人から耳にしていたものの、基本どこにいても日々をハッピーに過ごせると思っているので、意識はしてなかった。1年経つと、友達も増え、仕事も得て、ルーティンも出来て、当然慣れが出てくる。そうすると非日常が日常となる。
- これに加えて 街の規模が小さいとか、友達が(日本と比べて)少ないとか、あるいは飲み屋が少ないとか、おそらくこれらの掛け算で、「ヒマだ」と感じることが増えた。4−5時に仕事が終わって帰ってきて、夫婦で海辺を散歩などして「これは老後か?」と思ったりもする。夏はキャンプに冬はスキーと、アウトドア好きにはたまらないカナダ・バンクーバーだが、逆にアウトドアに振り切らないとあんまやることがないとも言える。ちなみに村上春樹曰くカナダ人は「世界で一番ヒマな人種」らしい(2番目はドイツ人とのこと)
- 元来ヒマ耐性がない人種としては結構つらい事象かと思いきや、まァこれはこれで、と今は思っている。刹那的には東京のネオンと雑踏が恋しい気持ちは多いにあるが、理性的には選ぶなら今のライフスタイルかなと思う。週5-6以上運動し、メシは自分たちで作り、週末にはBBQやサッカー等遊ぶ友達がいる、健康的でヒマな生活。ずっと雨が降り続く2度目の冬がどうなるかというのは見つつ、生きていきたいと思う
カナダで見るアメリカ大統領選挙
- 10月でなく11月だが、アメリカの大統領選挙があった。特段政治的な知見があるわけではないので観測でしかないが、ここバンクーバーでも注目度は高く、ほぼみんな見てる気がする(カナダ人がヒマなのもある)。なんなら同時期にバンクーバーがあるブリティッシュコロンビア(BC)州の選挙あったけだそっちよりよっぽど話にはでていたと思う。
- アメリカの選挙は前も一度見たことがあったが、勝者総取りや直接指名という仕組みも手伝ってか、エンタメ要素が強くて見ていて面白い。選挙の前から会社でも「そろそろやな〜」みたいな話がよくあった。ただしそんな込み入った話(例えば関税カナダも課されたらxx困るよねとか)はそんな聞かなかった。会社含めて自分の周りに小さい頃からずっとカナダという人が少ないのもあるかもしれないが、、(自分は日本人の次にイギリス人と話すことが多い)
- 結果については、自分の周りはトランプ支持の人はほぼいないので(※客観的にということで、そうあるべきという意味ではない)、こんな破茶滅茶な人がまたリーダーになるんか… という暗いムードがあったと思う。会社はいわゆるEducatedな人が多い一方、国籍と階層(?)混ざりまくってる自分のサッカーチームでも、1人トランプ支持の人いてマジか…という雰囲気になってたのは少し驚きだった(個人的にはもっとそういういう人がいるのかと思った)。総じて、あまり政策面や経済への影響等を加味してこちらの候補者のが良い、という話でなく感覚的なもので、そういう意味では、自分を含め思考停止とも言えるのかもしれない
- 個人的には
- アメリカを避けてカナダに来る人が増えると(すでに高い)永住権のハードルがさらに上がりそうだな
- 来年カナダも選挙あっておそらく今のトルドーさんが落選することもほぼ確実視されており、保守派が強くなってカナダも移民には逆風になりそう(そしてまたビザが厳しくなる)..
- というあたりがネガティブかなと感じている。ポジティブな要素があるとすれば、税金下がって(テック企業中心に)またウェーイってなれば、アメリカにぶら下がってるカナダもhopefully就職環境が改善する?のか?とは思ったりした
Activity
飲み会: 6回 (-1)
運動 : 日平均消費525kcal, 300kcal\< 23 / 31日 (74%)
- 運動について、運動した日数をカウントしてたが、1日でやたら運動する日もあるから日数もなァというのと、カウントが面倒になってきたのでiPhoneのヘルスケアアプリで簡単に追えるやつでトラックすることにした
- 最近は1日平均で500-600kcalくらい消費カロリーを稼ぐようにしてる。朝にクロスフィットして、会社往復自転車通勤(片道5km)してだいたい500kcalくらい。サッカーをするとゆうに500kcalを越える。ということで10月はいい感じだったようだ。
- 計測について、ここ2年はガーミンのスマートウォッチを使っている。GPS関連機器開発の会社ということで計測値は信頼できるのでないかと思う。自転車用のサイコン、サッカーする時用の胸バンドなども買い揃え、すっかりガー民(ガーミンの民)である。以前はxiaomiの5千円くらいのスマートウォッチを使ってて、小さく電池も持つので気に入っていたが、運動の計測はてんでダメなのでトライアスロン出場を言い訳に買った。ちなみにxiaomiのスマートウォッチの睡眠計測はやたらと正確で、10倍の値段するガーミンより正確だと思う
Reading
ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~
対外的に強硬だとか元VCだとか、ニュースをかじった程度の知識がない中読んだが、過激な人というより、むしろ非エリートの中で育ち、いわゆるキラキラでないアメリカの実態を自ら体感した上で国の中枢に立つのであれば、キラキラエリートよりもそりゃ共感を生むやろなと感じた。
繁栄に取り残されたアメリカの州で(相当に)過酷な家庭環境のなか育ち、そこから地元では奇跡の大学進出、海軍編入(イラクへも派遣)、後に米国トップのロースクールに進学し弁護士になるが、その過程で地元と周りのエリートとのギャップや子供時代のトラウマに苦しむ様子は、シンプルに読み物として引き込まれるし、部分的には自身でも共感する部分があった。
最新の政治状況や政策については私は詳しくなく、かつこの執筆時点で今の(副大統領になるという)姿はとうてい想定してなかったと予想するので、これを読めばアメリカの今後がわかるというものでもないと思うが、アメリカの選挙結果に対する「なぜ?」の解像度を上げるには参考になった。
Listening
The Rest Is Politics
同僚のイギリス人がいつも聞いているということで最近聞いているpodcast。「元英国首相報道官のアラスター・キャンベルと元保守党閣僚のローリー・スチュワートがホストを務める英国のポッドキャストです。2022年3月に開始され、英国政治を中心に、国内外の時事問題を幅広く取り上げています。 」(chat GPTより)
スキマ時間に色々なニュースや政治周りのpodcastを聞いているが、アメリカのものは総じてアメリカのことばかり扱っている。そして民主党/共和党でハッキリと割れている。イギリス出自のものは、もう一歩引いているし、カバレッジもアジア・中東など、バランスが取れている感じがする(毎朝聞いているのはFT News Briefing)
余談が過ぎたが、このpodcastはもう少し政治に深掘りしてて、UK50%、US25%、あとその他って感じ。日本の政治の話全然出て来んな〜〜てのを感じるのも含めて面白い。ちなみに日本を取り扱った会でも、「日本の政治の話ってマジで全然世の中に出てこん」って言ってた。注目度みたいなのもあるだろうが、言語の問題で情報収集コストが高いんかなと思ったりする