28歳やってみたけど、よかったよ

29歳になりました。天皇が同日に爆誕してくれたおかげで(まじGJ)誕生日がしばらく祝日になりました。 小学校の頃からこの時を待っていました。当時は「俺と結婚したら誕生日がずっと祝日だよ」という誰得なメッセージをよく放っていた気がします。まぁ結婚できたからいいけどね。YES!

箇条書きで振り返ってみる

  • コロナになり海外行くことが出張でも旅行でもパタリとなくなった。まあでもそれまで月1回以上アメリカ行ってて、そろそろ尻がエコノミー症候群予備軍になっていたのでぶっちゃけホッとした。仕事もなんとかなるし、皆リモートだから逆にアメリカの会議出ても一人だけリモート感でなくてラッキーって感じ
  • 結婚した。もともと一緒に住んでいたので特段生活は変わらないけど、オフィシャル感?というか、安心感?というか、良きです。以前誰かのnoteを見てなるほどと思ったけど、2人の間での取引コストが消滅したというのはしっくりきた。なんかやたらと祝ってもらえるし、概念的に家族も拡大したのも面白い。在宅が基本になってびっくりするくらい時間を共にするけど、苦になることはなく楽しく日々を過ごせているのは本当にありがたいなと思う
  • テニスを始めた。高校で部活でやってて当時よりはできないけど、スクールにも通い半年くらいやってると、うまくなるというのが感じられて楽しい。サッカーとかと違って結構1回1回止まるスポーツなので、PDCAが回りやすい。友達でも意外と昔やってた〜みたいな人も多く、そこから人間関係がまた温まったりするのも良い。あと一緒に打ち合う時って離れてるから、話さなきゃみたいなのもないし、全然コミュニティが違う友だちを呼びやすい
  • パーソナルジムに行った。「3ヶ月で腹バッキバキに」の目標を胸に、実際バッキバくらいまでいったのは28歳の中でもワン・オブザ・ベストだった。人に物事を習い、成果がでるというサイクルが回ったのは思った以上に成功体験につながった気がします。そこから、テニススクールに行ってみたり、ダンス教室に行ってみたり。前から色々かじることはあったけど、続けて、小さいことでもいいからなにか一つでもできるようになる・上達することができるだろうという展望を持てるようになったのはすごくプラスだった。今度やってみたいのは、体操教室と、あとなんか音楽
  • 結構物を売った。主にメルカリで、身の回りのものを整理して売るというサイクルを集中的に何度かやったのは良かった。服や本が特に顕著だけど、基本増えていくので、自身が何を持っているかを把握(Google Sheet)→必要数を定義→差分は売るor捨てるというプロセスを繰り返すことで、経年によるモノの価値の変動(というか、基本下落)が身を持ってわかり、買い物するときに出口を考えながら(これは2年使ったらXX円くらいで売れそやなとか、逆に1年で減価償却扱だなとか)選択をできるようになった。買うことが減った気もするし、逆にブランド物とか高い物を買うことにポジティブになった気もする(売れるから)。以前仕事で関わった在庫処分や事業撤退において、モノや事業の価値というのがこんなにも状況によって変動することがあるかということに驚いていたが、身近でもそういうことが(しかも回数多く)やれるのは興味深い
  • 料理をするようになった。これまでソーセージ焼くくらいしかしたことなかったけど、ホットクックに加えてヘルシオのレンジも入手したことで、料理というものをするうようになった。正直続かんやろなと思ってやってたけど、意外と1年以上続いている。要因としては、
    • ①調理家電がとにかく素晴らしい(限られた工数でうまいもんができる+レシピに忠実に従うので大失敗をしない)
    • ②フィードバックがもらえる(基本4人で飯を食っているので、コメントをもらえPDCAが回る)
    • ③料理をしている、と言うとなんか褒められることが多い。モテそうな気がする(気のせい
  • あたりだろうか。基本レシピに一言一句従うのでオリジナリティとかないけど、書いてあるレシピでも色々バリエーション作れるし、今のところ飽きは来ていない。逆に、料理自体はするようになったが「よしなに味調整する」みたいなのは全くできない。レシピの「〇〇少々」みたいなのは、0.2gなのか0.4gなのかはっきりせいと思いイラッとする。 思うに、自分を含めた料理を全くしてこなかった族の人間からすると、
    • (i)暗黙知・変数が多い(「塩少々」は論外、あと「トロトロになるまで混ぜる」とかも、どの火加減で何分?どれくらいの強度で混ぜる?ってなる)
    • (ii)失敗したときに萎える(苦しい笑顔で「いや、でも美味しいよ」みたいなの辛い)
    • (iii)1-2人分だけ作るのむずい(3日連続カレーとかテンション下がる)
  • が障壁になっていて、これが調理家電により変数が減り(ホットクックは温度調整してくれるし混ぜてもくれる)失敗が減り、仲良い友人夫婦と毎晩夕食を共にすることになったことで(iii)も解決し料理をすることが一種のイベント化したことが改善につながった気がします。ということで、料理に苦手意識がある人には、まず15万握りしめてヘルシオのレンジとホットクックをポチって、仲良い友達の隣の部屋に引っ越しましょう
  • 拡大家族体験。仲良い友人夫妻が文字通り隣に住んでいたことで、ほぼシェアハウスというか、毎晩夕食を共にすることになりました。近いというのは本当にすごくて、ほっとくと休日も最近だと特に予定ないし、3食を共にすることすらある。毎日会ってると真新しいこともあるわけではないから別に話題が豊富!ということでもないのだけれど、やはり夫婦とかカップルでずっと一緒にいると殺伐?としてくることもある。それが一応他人と触れる機会が(頻繁に)あることでリフレッシュされ、結果在宅や自粛によるストレスがかなり消滅した気がする。家族になるとやはり「ウチ」になるので、適度な「ソト」が介在することが良いのだと思います。4人(夫婦x2)いたら、実際毎日自炊しても平日は1日作れば他は食べさせてもらえたりするし、住む前は文字通り隣に住むのってどうなんだろうと思ったこともあったけど、蓋を開けたらメリット100、デメリット特になしって感じ(少なくとも自分は..)。家族でもこんな時間を一緒に過ごしてたっけなって。隣人最高。パジャマすっぴんで会える近所ライフ、おすすめです
  • DIY。28歳というかコロナで家にいることが増えたことにより、机を累計6台(含む友人の)、棚を3台、あとウッドデッキを作った。技術とかは特になくて、基本はまじでこの非常に素晴らしいサイトに一言一句従ってるだけ。ここに載ってるビバホーム豊洲はもう5回くらい通ったなあ。机は本当に天板をホームセンターで好きなサイズ指定して切ってもらって、Amazonで買った足をつければ完成で、イケ面だし人に褒められて自己肯定高まるので良きです
  • 飲み会減った。これは当然だけど減りました。健康的になったのは良いし出費も減ったのは良いけど、やはり寂しい。というか、飲み会を基軸に企画をするというサイクルを回していたので、それがなくなったことによりそこの筋肉が落ちている気がする。家飲みとかは増えたけど、やっぱ大人数でぶち上げるのができないのは企画を司る脳の部位(あるのか?)が怠慢しているので早く活性化したい
  • 仕事。3年目にもなり、海外のカウンターパートともだいぶ信頼関係ができたことにより色々手なりで回るようになった。ありがたく部長的なアレに昇進したこともあり、かなり自由に動けて、サラリーマンなのにこれでええんかなと思うこともあるくらい快適。ただ快適は諸刃の剣で、脳への刺激は1-2年目より確実に減ってる。でも総じて、上記のようなライフが送れているのも仕事が安定しているお陰だなあと感謝です

この1年はコロナによりできなくなってしまったこと・止まったことも多かったけど、ありがたいことに仕事ではあまり直接的に困る状況にはならず、かつライフの方が結果的に充実したので、良い1年でした。大きいビジョンとかは描けないけど、制約条件が加わると、その中での最大化を目指す習性があるので、そこが良い感じにワークした気がします。世の中全体でも、「ライフ、どう?」という会話が増えたのは面白い変化だと感じます。うんでもやっぱパーッとやりたいよね。ときが来たらやりましょう。29歳は30歳が近いという焦りがあることは見えていて、それ以外は特にまだプランがないのだけど、29歳やりながら考えてみます。でも、まだもうちょっとジタバタしながら攻めるぞ!と仕込みはしています

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