外コンわず、うどん屋なう

 

外コンわず、うどん屋なう

はい、ということで無職改めうどん屋でございます。
アメリカから昨夏に帰ってきてから、さーっと時間が過ぎてしまっているけれど、次行く前に一旦自分の中で整理(基本的に自己満)

外コン修行

L.E.K. Consultingというロンドンベースの戦略コンサルで約3年半働きました。ロンドンと言ってもやはりコンサル発祥の地アメリカの力は強く、実権はアメリカに移ってた感あったけど。

グローバルかぶれで入社
3年半、充実していた!初の国内学部卒として入社して、勿論ups&downs, late night(s)&early morning(s)はあったけれど、東京オフィスだけじゃなく、2ヶ月はパリ、半年はボストンで働かせてもらう機会があった。自分にとってL.E.K.に入ったのは、コンサルLOVEというよりは(勿論コンサルに興味はあったけれど)、L.E.K.が好きになって、入ってみたらL.E.K.はコンサルをやってたというような感覚。とりあえず京大っしょと茨城の片田舎から京都に出てきた7年前(!)よろしく、とりあえずグローバルっしょの想いを胸に、オファーをもらったときは2秒くらい悩んで、この会社で頑張ってみようと思った。海外で働く機会がありそうで、何よりもその為に必要な力がつきそうな環境(案件ほぼクロスボーダー、大体英語、多国籍)は魅力的だった。

Diving, thriving, コシ
基本的に飲んでる報告メインなので、周りからはよう働いてるんかよくわからん+人生楽しそうというコメントを頂くことが多かった。それは特に間違ってないのだけれど、3年半を振り返ると、苦しかったしんどかった期間の方が長かったかもなーと思う(上司にクッソ怒られてる様子や朝5時まで鬼の様にthinkpad叩いてる模様はどう共有すれば良いノダロウ)。会社で最期に偉そうに話した内容を無理やりまとめると、diving、thriving、そしてコシを据える段階があった。

入ったはじめの半年くらいは新しい環境に飛び込んだボーナス感、何をやっても新しいし、楽しげ。そこから1−1.5年くらいは、自分コンサル向いてないなーと1日7回くらい思ってた。仕事は並くらいには出来てたけれど、周りの同僚(同期も後輩も)見てて、素直に頭が良かったり、スライド作るのめちゃうま&はやだったり、自分よりコンサルの仕事うまく出来るようなあみたいな人ゴロゴロおるなあと思ってた。まぁ凹んでも基本寝れば忘れるので、そんな深刻な感じではなかったけど、向いてへんなーとはよく思ってたし、一時は偶然出てきた別の機会に飛び込もう(外資VC)と思ったこともあった。でも、あと40年以上、もしかしたら50−60年働くかもしれない中で、変な(うまくいってないとこから逃げる)クセをつけたくないなと思いとどまった。ここでここまでthriving。

2年半強くらいたって、なんとなく、「あ、これなら割とうまくできるかも」と思える分野が出てきた。人と話すの好き+日本人てことが幸いして、お客さんとのやりとりの中でポジティブな評価をもらえたり、まぁ基本どこの国の誰とでもチームで働けるとか。この辺から自分の「まぁまぁうまく出来るかも」な分野に腰据えて注力するみたいにマインドが変わって、自分の中でも、周りからの声でも、仕事がスムーズに進むようになった。

Why うどん屋?

新しいOSゲット
3年半というと短い感じもするが(欧米の同僚には え3年半長って言われてた)、自分の中で割と一周した感はあった。11,000+時間、東京/パリ/ボストンで働いて、求めてたものは得させてもらったなと思う。コンサルの基礎CPU向上もあるけど、新しいOSをインストールした感じ。日本で働くOSに加えて、海外(主に欧米?)で住み働き飲むOSが加わって、そっち方面も対応できるyoと。

実行への関心
コンサルとして色んな業界の構造をガリガリ調べて考えて提案するのは知的好奇心を刺激+適度にアドレナリン出て楽しいけど、提案の先の実行に携わってみたいなと。加えて、偏見を恐れずに言えば、コンサルは割とノリとかテンションをworkに載せにくいタイプの仕事。どっちか言うとノリで動く企業のためにロジック作ってあげたり、「ちょまてや」と伝える仕事だから。受け売りだけど、コンサルは答えのないテストをずっと解いてる感じはあって、綺麗な戦略もいつ/どう動かすか(あと普通に運も)による部分多いと思う。テンションあげて実行の部分やって、結果まで見て、PDCA(コンサルっぽい!)回していきたいと思った。

日本と海外の間に立つ仕事を
だからコンサル/銀行/PE等のプロフェッショナルファームは考えず(それならそのままいる)、事業会社を見てた。そして、やるなら日本と海外の間に立つ仕事がしたいと思った。ベクトルは日本→海外でもいいし、海外→日本でも良い。その中で出てきた一つがうどん屋。はじめは外食?うどん??どっちか言うとらーめん派だけど??と思ったけど、話を聞く中で、

  1. 海外に(かなり)アグレッシブに出ようとしてて
  2. 現場から遠すぎない(vs. 超大企業の経営企画部)けど
  3. 一番近くで働く方々の雰囲気今までとギャップなさげ; そして
  4. 意思決定に結構関われそう(hopefully)

と感じて、やってみるかと。海外→日本ベクトルの話(robotics)も頂いたけれど、海外のイケてるもん日本持ってくるより、日本のええもん外に(特に欧米に)出す方が難しくてchallengingかなと思い、とりまそっち頑張ってみよと思った。海外住んだり旅する中で日本の外食はポテンシャルあるなーと常々思ってたのでlet’s see。
ちなみにスタートアップという路線も考えて、ざっと見てみたけれど、メルカリ以外はあんま海外出てってるとこないなーという印象でした。

注: * ちなみに実は日本にもロンドンにもラーメン屋チェーン持ってます

うどん雑感

閑話休題。さて、まだ入ってみてないとわからないことだらけですが、仕事の入れ替わりの過程で思ったことをバラバラと。

ほどよい「日本流」とは
コンサルで(日本企業→海外企業の)M&Aのデューデリや買収後の戦略に携わったり、周りの友人の話を聞いていて感じるのは、海外企業を(日本企業の)本体に組み込む時のやり方が極端だなーということ。一つは、オペレーションや仕事の進め方でガチガチの日本流を押し出して(よくある例:日本から全部経営層送ってガチガチに固めちゃう、後はアフリカの子会社にもタクシーレシートの提出を義務付けるとかも聞いた…)、現地の人や組織が疲弊する。もう一方は、とりあえず買ったけど完全放置で、現地企業が言うこと聞いてくれなくなるパターン。勿論これらが機能するときはある。けれど、そうじゃない時に、その間の、もっとleanなやり方ってあるんじゃないかと。誤解を恐れず話を拡大すれば、「日本流日本流」と言うけれども、何をもって”日本流”なんだろうと。食の輸出ひとつとってみてもそうだし、組織のシステムもそう。完全日本流でもなく、完全現地流でもなく、そこが混ざりあったような食**や組織。そういうものは何なんだろうかということを色々試行錯誤しながら考えたいなと思ってます。

語学力や海外経験はまだオマケ感
今回いくつかの企業と話をして、また友人の話を聞いていて感じるのは、日本企業、グローバル人材ほしい言うけどまだ全然readyちゃうかもということ。一応上述の様に”日本と海外の間に立つような”仕事をしたいと思ったので、そういう企業と話をしたけれど、語学力だったり海外経験みたいなのは、思ったよりヒットしなかったなというのが正直な感想。勿論、あって損はない。けど、どちらかというとそれはあればオマケで、そのことが話題にのぼることは少なかったように思う。純ジャパの自分でもそう思うけど、フルで奨学金もらって東大学部とIvy leagueの院をどっちもGPA3.9で出て日英中ペラいそして気立てが良い中国人留学生の子(案外いるyo)なんかもっとそう思うんじゃないかな。

「グローバル力」、有用なんじゃない?
個人的には、これから海外に出ていこうという企業や、または例えば旅行業界のように海外からのインバウンド客との関わりが重要な企業にとって、高い語学力や異文化への寛容性、現地の現場理解に努める姿勢(長いので、ひっくるめて仮に”グローバル力”とでも呼んどく)は、論理的思考力や人柄?といたことと同列で必要不可欠、かつ有用と思っている。けれど、日本企業の間ではまだ”グローバル力”はまだ主要件と思われていないのが現状と感じた。

その原因は、

  1. 海外進出や海外からの需要に応えていくにあたり、”グローバル力”は別にそんな有用じゃない(他の採用要件とくらべて)
  2. “グローバル力”のある人材が持ち込みうる価値がまだ実感値として感じていない
  3. そもそも語学力に関しては、テストできる人もいない

3は事実としてあるとして、1か2か。個人的には2でないかなとは思ってる。例えば旅行業界の例で言えば、おそらく、「グローバル人材ほしいyo」と発信してる「事業開発部」だったり「経営企画室」。それを取り仕切っているのは生え抜きの社員の方(現状”グローバル力”低めがち)or 元大手外コンのマネージャー(必ずしも”グローバル力”高くはない; というか英語とか全く使わん外コンも結構多いyo)とか。こういった方々が仕切る採用現場では、ロジカルに考えられるかとか頭ちゃんと使う体力あるかとか、あと人柄とか見て、最期に「そういやyou”グローバル力ある?ない?まぁ(共に)頑張ってこうかー」あたりが落とし所。実感あと1−2年はこのままいけるのかも(=”グローバル力”つける時間あるかもne)

海外で根張ってグイッと伸ばしてくために
でも、これではチョット進出しましたねーパチパチで終わっちゃう。やっぱり海外で根を張ってグイッと伸ばしていこうと思ったら、社内力高めの日本人のおっさんを送り込むだけじゃきっと難しい。週6で日本食レストラン行って現地の駐在ピーポーと夜な夜な(日本人向けの)キャバクラ通って折に触れてテイクアウトしちゃうおっさんにはテイクオフしてもらって、多少はブロークンでもゴリゴリ英語なりスペイン語話して、現地企業とか人にぶっこんで仲良くなって案件とってきて、クラブでラテン美女とmake outしちゃうくらいのガッツのOSSAN(ないしONIISAN)でないと。多分に偏見だけど。そういうOSSANをガチで目指すかは別として、このbonus期間に、1よりも2なんでないのということは試みてみたいなと思っております。

おわりに

と、いうmuchas個人的仮説かつ見解でした(ボヤキて言うより仮説て言ったほうが頭良く聞こえるよおすすめ)。やっぱりやってみたらカセツ違って1が現実かもしれないし、そこはlet’s see. 兎にも角にも今年はコシを入れて頑張っていきたいと思っております故、面と向かってでも、麺と向かってでも、叱咤激励注文頂ければと思います。Azs!

注: **FYI: スパイシートムヤムうどん

 

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