おいっす2年目

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ちっす、1年目のぬるま湯なうのウエムラです。GW16連休明け。

2年目突入まであと1ヶ月。「いやあ1年目なんでてへぺろ」にタイムリミットが見え激焦。2年目は、服をくずしても良いCasual Fridayで半袖短パンで登場して、”Friday should be casual, but that’s too casual”と社長室呼び出される様なことのない、シャリッとした社会人を目指したいと思います。

ざっくり仕事的な振り返り

1年、割と長いっちゃ長かったなぁと思ってたけど、去年の今頃は絶賛グローバルニートでボスフォラス海峡で踊り散らしてたと思うとあっという間だなと思う。そんなウエムラも今やギロッポンで踊り散らす外資系シャチクに(うそ)。

(経営)コンサルティングという仕事を始めて1年。予想通りだったこと、予想と違ったこと。どっちもあるけど、概ね満足。毎度産業もトピックもランダムで、スポーツ(顧客分析)、ガス(市場分析)、バイオ医薬品(動向調査)、製薬(薬価戦略)、医療機器(M&A)、等々.. あとメディアやったりもしたけど、ヘルスケアは多めだったと思う。どんなプロジェクトに入っても、「わかんねー!」と1日15回は叫びたくなるのだけれど、この分野は特にわかりにくくて手触り感に欠けることが多い。しかも一口にヘルスケアと言っても、Healthcare serviceとLife scienceは違うし、製薬と医療機器で仕組みがまた全然違う。ただその中でも、医療制度だったり病院の仕組みだったり、毎度重ねる毎に増えていくベースというのは感じて面白いなと思う。長い目で見て、自分がこの分野でやってきたいのかは疑問だけれど、generalistになりがちであるコンサルにおいて、一つfocusがあるのも悪くないのかなとも思う。ヘルスケア魔神にはあんまなりたくないけど。

1年間やってきて、良かったなぁ勉強になったなぁと思うことを列挙してみる:

1, 言葉について考えることが増えた

少なくとも自分がいる会社では、コンサルティングの役割は、基本的にリサーチ(一次・二次)で集めた情報・分析を通して得た情報をブレンドして、調理して、わかりやすい形で伝えること。何か物理的なモノを提供するわけじゃないので、internalにしてもお客さんに対しても、どう言葉で伝えるかということを日々考えさせられる。話す順序(conclusion first)、話のレイヤー(どの部分の話をしているのか、抽象度の次元etc; レイヤーってなんかカッコいい)、相手の話す言葉の背景(インタビューすることが多いので; 経験に基づいてる発言なのか、場当たり的なのかetc)、相手の真意(期待値の度合い、ただぶちまけたいだけなのかetc)等々。就活の時に読んだ記事で、「コンサルに入るためにはとりまブログ書け」みたいなのがあって、なんやねんと思ってたけどあながち外れてないのかも。人と話す、わかりやすく伝えるってのは仕事だけでなく日々必要なことなので、結構日常生活に役立つなぁと思ったりする。そうそう、余談だけどコンサルで学ぶことって結構日常に役立つこと多いかも、って思う。話の伝え方(eg. 効率効果的に後輩にドヤ顔)だったり、整理整頓(eg. 収納する服のポジショニング)、やたらググんの早くなったり(eg. キャンプ場候補のスクリーニング)、何か企画するのにとりまExcel取り出したり(eg. シェアハウスの共益費の計算)。ご飯行くと「定食Aのセットのおかず、これとこれセグメント違うでしょ」みたいな弊害もあるけど。

2 対応力

毎回どんな案件に入るか分からなくて、入ったらすぐ「じゃはいこれで」と。例えば、緑内障って何それ白内障と違うの?と言ってた1週間後にイギリスで30年緑内障を行ってきた医師にインタビューしなきゃだったり、「明日朝からホイストに関するテレカンが中国/米国とあるから入って」等(ちなみにホイストってのは大型の荷物の持ち上げ・運搬に使う巻き上げ機。ホイッス)。海外の人が日本に来たり、リモートで働いたり、そういうことが多いので、industry的にもgeography的にもほいっすほいっすって対応出来るようににはなってきた。と思いたい。あと毎回「いやこれ無理ゲーやん」って思うのだけれど、まぁ結局はなんとかなるっしょっていう不可解なふてぶてしさはついた。

3, 英語力

毎度書いてるようで情けないんだけど、英語で仕事するって大変だなあと思う。1に少し関連するけど、毎回トピックが違うので専門用語を覚えればオーケーということは無くて、いやー俺英語出来るようになったわウエムラっていうかUEMURAだわと思ってヘラヘラしてたら社長に呼ばれて詰められてうぇっぷみたいな。情報収集にしてもまとめる作業にしてもやっぱり英語だと日本語より時間がかかるし、日本語でやっても大変な仕事を英語でやることで、日本語で業務を行った場合に得られる深さまで学びが得られて無いんじゃないかと思うことも多い。ってか俄然エブリデイなんだけど、まぁやっぱ将来ヨーロッパとかでラーメン屋作りたいし、英語で仕事出来るようになっとかないとと思うから仕方ないかなと思う。まぁ最近は、よく考えたら自分は茨城の片田舎で18年間田んぼと戯れて生きてきたんだからしゃーないやん!急に全部英語とかヤンキーやん!と開き直り、まぁぼちぼちやってこみたいなノリになってる。明日から急に上司がクリスチャンになってもトムになってもキムさんになってもほいっすと思えるようにはなったかな。

逆に、うーんと思うのは:

1,  実行力に欠ける

これはコンサルという世界に身を置く以上多くの人が直面するコトだし、仕方ないとは思う。けどAM3時まで鬼の様にthinkpad叩いてはじき出した分析結果が、結局どうなってるのかを知る術があんま無いのはやっぱりちょっと切ない。それにいかに徹底的に分析しても、人も組織もやるときはやるし、やらない時はやらないのだし、やってみないとわかんないことはきっとある。その辺の、場合によっては非合理的であり、非常な人間的な部分にあまり立ち会えないのは残念だなと思う時がある。

2, 人が少ない

人が最大の資産であるコンサルで人が少ないということは、扱う案件だったり全体のスケールに限界があるときがあって、いやあビックになりたいぜという厨2の抜けない若干23歳にはやや不足を感じることも無きにしもあらず。(コンサルに限らず)大企業だと規模が大きくても歯車になって、、と言うし、おそらくそれは事実なんだろうけど、スケールが大きければアクセスできるリソース、もっとコラボできる余地?みたいなんがよりあって、そこでジタバタするのも楽しそうだなと思う。

あと、今は足りない分人が海外から来るのでそれはそれで良い経験だけど、多いほうが色々な人と働ける機会があるのかなと思うことも。全員名前と顔がわかって一人ひとりとの距離が近いのは好きなので、まぁどっちもどっち。

何にせよ、中身がわかりにくく、ベールに包まれがちな”コンサル”というものの片鱗が分かったのは良かったと思う。

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2年目に向けて雑感。

プライベートでは、1年目は初めて本格的に東京に住むし、学生と違ってお金ももらえるし、もうとにかく遊びまくるってのがテーマだった。実際ほぼ毎週末国内のどっかに、日帰りなり1泊なりで行ってたし、海外も中国・韓国・シンガポールそしてアメリカと行った(中国だけは仕事で研修)。1年目は勉強しなきゃと言ってる同級生も結構いたし、たしかに週末1日くらいはなんか勉強した方がええんかなあと思ってたけど、まぁやった方がいいくらいの気持ちでやってもどうせ続かないし、まぁやるときやるっしょってことでノリに身を任せることにしてた。それになんでもやり切ったら飽きて、次なんかする活力が湧いてくるだろうと思ってた(る)。でも1年経ったけど、なんかそんな飽きない。笑 さすがに毎週末旅行ってのは金銭的にもちと厳しくなってきたけど、まだ北陸も行きたいし北海道行きたいし九州も行きたい。アジアも周りたいしヨーロッパまた戻りたいし南国のビーチも行きたい。船舶免許とるからクルーズも釣りも行きたい。てなわけでまぁ2年目も引き続き遊んでこうと思います。

あるとすれば旅行だと大人数で、ってのも難しいのでBBQだったりハウスパーティーだったり、もう少し大人数呼べる様なイベントはちょくちょく入れてきたいってのが一つ(1軒屋に住み始めたことだし)。ふたつめは、コンセプトってやっぱ大事だなと思う。とりあえず暇だしどっか行こう!ってので人を集めてドライブ行くとかもいいんだけれど、「ここのこれが食べたい・見たい」とか、何か一つでもあるとハリが出るし、集まってくる人も何かしらの共通項?があることが多く、会話も生まれやすい。そしてそのコンセプトに自分が心からやりたい、ええやんって思うこと。

なんか働いてると会社の意向、お客さんの意向、はたまた上司の意向、あとは周りからの目と、色々考えなきゃなこと多くて、それを満たそうと動いてると、「え、んで自分何したいん?」ってのが見えにくくなるなと、ふと思うことある。社会人になった人と話したり、facebookの投稿見たりしてても、傍から見てそれっぽいんだけど、「それほんとに自分そう思ってる?」と思っちゃうことがたまにある。そういうのって聞いててもあまり響いてこないし、なんかおもんない。綺麗で素晴らしげなんだけど、ピュアな想いより「こう思ってると思われたい」が先行してないかなあと(すっごい偏見だけど、関西より東京のが数が多い印象)。

企業にいてお金もらってる以上、周りの人に応えてくってのは非常に大切なこと。それで仕事だとなんでも自分の思うように行くことばかりでないから、自分の意志だとか、自分は何がしたいかってのが分からなくなってしまいがちになるんじゃないかって思う。休日とか仕事終わりも疲れてるから、何か食べるにせよどこか行くせよ「なんでもいい」ってことも増えてきちゃって、そして学生の時よりお金はあるから特に、「なんでもいい」が増える。それを重ねてくと、自分が本当にしたいことが何なのか、何はイヤで何はすきなのか、見えなくなってきちゃうんじゃないかと、こわくなる。社会人なりたての頃、尊敬する先輩が「みんな成長成長って言うけど、感受性はどんどん退化してってる。本当は維持することすら難しい。今やりたいと思うことは思いっきりやるのは大切」って言ってたのを思い出す。それをいいように解釈して自分は遊び散らしてるわけだけど、あながち間違いじゃないのかもしれない。相も変わらず将来自分が最終的に何したいのかってのはよくわかんないけど、これはちょっといいかも、これはイヤだというのは少しずつ溜まってきてる。気がする。それが超デキる仕事人につながるかわかんないけど、まぁなんか人生楽しく生きれそう。

偉そうに色々書きましたが、どう生きてくのがええんかなあという試行錯誤の毎日です。ただその中でも、これええやん!みたいな気持ちはこれからも大事にしてきたいし、2年目は仕事の中でもできるだけ滲み出して行きたいなあと思います。勿論お金をもらってる以上、期待される結果を出すのが一番というのは前提として。結果出してないのに主張ばかりしてたらただのわがままだし、認められつつ滲み出しつつ、2年目はそんな感じににゅるっと、生きてきたいと思う今日この頃。

そんな感じでー 今年もよろぴこ!

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最近読んだ本’s

1, 最近このシリーズ読み直してるけど、やっぱりおすすめ。うん、すごくいい

2, 伊坂幸太郎は安定して良い。漫然と生きてていいの?って問いかけてくる

3, 沢木耕太郎、谷川俊太郎、坂本龍一等々。川村さんは名前しか知らなかったけど、映画も小説も絵本もやってておもしろいなと思った。こういう複数名インタビュー形式読みやすくて好き

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